乳歯バンクを名古屋大が開設の理由とは?
乳歯バンクが注目を集めていますが、乳歯から骨や神経などさまざまな細胞に成長する幹細胞を取り出す再生医療が期待されています。そのため、名古屋大学の上田実教授を始め、名古屋大学が乳歯バンクを設立するそうですね。
乳歯バンクでは、乳歯の中の歯髄から幹細胞を分離して保存することが目的ですが、近い将来、自分の乳歯から作った細胞を、骨折した時に移植したり、他の病気や疾患で細胞移植が必要な時に備えるのがそもそもの目的ですね。他にも、高齢時に骨折した場合、孫の乳歯を使って骨を再生したりも出来るそうです。これってすごいことですね。乳歯バンクはまさに、いろんな可能性を秘めているだけでなく、怪我や病気の治療に大きく役に立つんですね。
さらに、乳歯バンクでは、乳歯自体が集まりやすいことに注目しているそうです。そもそも、乳歯は抜けたらそのまま捨てていましたが、一度こうした乳歯バンクのシステムが整えば、病院で乳歯を抜いた後はそのまま乳歯バンクに入れておくことが出来ます。誰でも乳歯はありますし、永久歯に生え変わる時には抜けますからね。
乳歯バンクは将来の備えになるか?
乳歯バンクは、名古屋大学の上田実教授が設立したそうですが、正式には「乳歯幹細胞研究バンク」といいます。病院で乳歯を抜けばそのまま乳歯バンクに入れられますから非常に便利ですよね。今後は、この乳歯幹細胞から再生医療に使える細胞培養を本格的に研究するらしいです。
再生医療といえば、ヤモリは腕を切断してもほぼ3ヶ月で完全に新しい手が生えてくるそうです。強力な再生能力を持っていますが、人間にはこうした再生能力はないとされていました。しかし、乳歯から幹細胞を培養して再生医療に使えるんじゃないか?とのことで、こうした研究がされているんだそうです。
もし、腕を骨折しても、骨細胞を乳歯から培養して、そして骨折したところに移植すれば高齢者でも骨がしっかりくっつくんじゃないかと期待されているそうです。乳歯といっても、乳歯そのものを使うのではなくて、乳歯にくっついている細胞を使うんだそうです。これを培養して冷凍保存するのが乳歯バンクですね。こうした研究がどんどん進んでいけば、今後の医療の進歩に多いに期待できますよね。